1.1 | スケジュール変更、発券時間制限行為、フライトキャンセル又は他の状況により予約が影響を受けた場合、スリランカ航空は元の予約代理店のGDSキュー(待ち行列)に直接通知を送ります。旅行サービス業者は当該キューに適宜適切なフォローアップ処置をし、少なくとも出発の26時間前までには乗客名簿(PNR)からUN, NO, HX, WK, WL, WNなどの無効区間が確実に削除されるようにしなければなりません。 |
1.2 |
旅行サービス業者は乗客名簿にUC, US, DSと記載されているすべての不要区間についてもフォローアップ処置をしなければなりません。 |
2.1 | 旅行サービス業者はキャンセル待ち予約を繰り返しおこなってはいけません。このような行為によっても確認予約の確率が増えるわけではなく、スリランカ航空の予約処理量が増大しGDS料金の増加を招くだけです |
2.2 |
旅行サービス業者は、出発の26時間前までにはすべてのキャンセル待ち予約を確実に乗客名簿から削除しなければなりません。 |
3.1 | 旅行サービス業者は発券期限を回避し、必要な予約のキャンセルを避けるためにキャンセルを繰り返し、同じフライトあるいは異なったフライト、等級、日付、ルートの予約を繰り返す行為(いわゆる過剰売買)を行ってはいけません。このような行為は予約/キャンセル処理量の無駄な増大、ひいては航空会社のGDS料金の増加をもたらすものであり、その行為に従事する旅行サービス業者は業務生産性目標到達、あるいは他の目的のために無駄な予約区間ボリューム増大行為に従事しているものとみなされます。 |
3.2 |
3.2 過剰売買行為には、スリランカ航空によりキャンセルされた区間を繰り返し再予約すること、同一乗客名簿又は複数の乗客名簿にまたがり再予約を繰り返すこと、同一のGDSまたは複数のGDSあるいはスリランカ航空の座席が提供されている他のいかなる販売システムにまたがり再予約を繰り返すことも含まれます。 |
3.3 |
3.3 上記の行為は厳重に禁止されており、もしそのような行為が一つの乗客名簿あるいは複数の乗客名簿にわたり8回以上おこなわれていると特定された場合は、一乗客一区間毎に費用の請求が行われ、業務生産性目標の計算に当たっては無効とします(ゼロ区間数)。 |
4.1 | 同一の乗客の予約を複数のフライトや複数の等級に対し行うことは、航空会社のGDS予約料金の増加をもたらし、ひいては座席の販売損失にもつながります。単一の旅行サービス業者による、下記を含むすべての重複予約は禁止されています。
|
5.1 | 乗客あるいは発券の機会が訪れるまでスリランカ航空の座席を押さえておくこ とは、航空会社の予約関連料金を増大させ、スリランカ航空の座席提供余力を減 少させます。旅行サービス業者がGDSを利用するのは乗客の要求によるか、あるい は乗客が航空券を購入する意図が明白となった時に限られるべきです。 |
5.2 |
実際に利用する可能性があるか否か。あるいは可能性のある区間とない区間との組み合わせであるかに関わらず、GDS生産性要求基準を達成する為に発券区間を作り出すことは業界の標準的業務慣行に違反する行為です。これには必要予約数を充たしGDS報奨金を受け取るために複数のGDSで同じ座席の発券をおこなうことも含まれます。 |
5.3 |
座席を確保するために虚偽のチケット番号を入力することは、スリランカ航空の座席提供余力を減少させることにつながります。虚偽あるいは思惑に基づく予約を取り消すことにより、スリランカ航空にとっての無駄なGDSコストを削減すると同時に顧客が希望する等級の座席を提供することが可能となります。旅行サービス業者は虚偽の名義での予約や虚偽のチケット番号の入力を行ってはいけません。スリランカ航空は虚偽の名前やチケット番号を含む予約の検索をおこないます。一度このような予約が特定されると、自動的に予約はキャンセルされ、指針に対する違反行為の帰結として表に示されている料金が請求されることとなります。 |
5.4 |
虚偽のチケット番号ならびに虚偽の乗客名義の使用、その他虚偽の情報の提供は、本指針への深刻な違反と見なされ、スリランカ航空による発券許可の取り消しを含む厳しい罰則の対象となります。 |
6.1 | 定められたグループ予約の手順に従わず、数多くの個人予約を通じて一定の区画を確保することは禁じられています。このような予約は事前の通告なしに即時キャンセルされることになります。 |
7.1 | 発券を目的とし、受け入れ可能な受動区間をGDSに入力することは認められます。その内容はスリランカ航空の社内予約システム上の既存の予約と適合するものでなければなりません。システム上の既存の予約と適合しない受動区間の利用、あるいは虚偽の予約確認を得るための受動区間の利用は固く禁止されています。 | ||||||
7.2 |
業界の標準的慣行では、受動区間の利用は「発券のためだけ」に、かつ、航空会社のシステムに予約された後にのみ認められています。スリランカ航空はそれ以外の理由-下記の理由を含み、それらに限らない-による受動区間の利用は認めていません。
|
||||||
7.3 |
同じGDSシステムや複数のGDSシステムにまたがり有効な予約を有する旅行サービス業者が、同じ予約に関し受動区間を利用することは禁じられています。 | ||||||
7.4 |
請求書発行、他の管理目的、または会計上の必要がある場合、GDS加入者は補助的区間あるいは非請求ステータスコードを利用しなければなりません。このような目的のためにGDS/CRSを利用することはスリランカ航空としては決して支持するものではなく、さらに結果として区間料金が発生することとなった場合にはそれらの区間に対して請求する権利を留保します。 | ||||||
7.5 |
旅行サービス業者は受動区間を利用して発見されたOKステータスの航空券の利用に際して乗客が被る不便、不利益に関する責任のすべてを負い、スリランカ航空への賠償権を放棄することとします。これには搭乗拒否に際して発生するチャージその他結果として発生するいかなる、かつすべてのチャージを含むものとします。 | ||||||
8.1 | 8.1 旅行サービス業者はGDSプロバイダーの教育モードにおいてのみ、試験的あるいは教育目的の乗客名簿を作成する権限が与えられます。教育あるいは試験の目的でスリランカ航空の予約システム上で実際の予約をおこなうことは固く禁じられています。このような場合、スリランカ航空は販売機会ロスおよび関連する区間コストを旅行サービス業者から回収する権利を留保します。 |
8.2 |
試験的な予約は、いかなる理由であれ旅程の価格確認のためにおこなってはなりません。価格確認操作はすべての価格決定要素に関して用意されており、これらの操作がおこなえるよう必要な教育を従業員に施すことは代理店の責任です。 |
9.1 | 空席表示機能を必要以上に利用することは、航空会社のコストを増加させます。旅行サービス業者は、航空会社への過剰な負担を生じさせる操作をできる限り減らさなければなりません。もし旅行サービス業者による過剰な操作が受け入れがたいレベルにまで増加した場合、航空会社は当該旅行サービス業者に通知し、すべてのGDSシステムと他の予約システムを通じた航空会社の座席予約へのアクセスを阻止することができます。 |
方針 |
料金(米ドル) |
---|---|
無効なサービスクラス vs 料金ルール |
1乗客1区間あたりUS$5 |
キャンセルされない無効部分 |
1乗客1区間に適用されるGDSコスト |
単純で明確な推測による過剰割り当て |
1乗客1区間あたりUS$5 |
重複予約、架空部分、同一乗客に対する代替部分 |
1乗客1区間あたりUS$5 |
架空/推測予約及びチケット番号 |
1乗客1区間あたりUS$5 |
無効チケット番号 |
1乗客1区間あたりUS$5 |
訓練及びテスト予約 |
1乗客1区間あたりUS$5 |
発行直後の無効処理;無効時にフライト部分のキャンセル無 |
1件あたりUS$10 |
Channel Management Team
SriLankan Airlines Limited Email: dsystems@srilankan.com
Revised Policy: Effective 01 July 2023
Last updated date – 19th June 2023